2011Jan27
PSP後継機発表：コードネームは「NGP」
今日開催された Playstation Meeting 2011 においてソニー PSP の後継機の発表が行われました。
正式名称はまだ決まっておらず、コードネームは「Next Generation Portable（ネクスト・ジェネレーション・ポータブル）」、略して「NGP」。発売は今年の年末を予定。
→ SCEI: Playstation Meeting 2011 公式サイト
今日発表されたスペックは
- スクリーンはタッチ対応の5インチ有機ELディスプレイで解像度は960x544（PSPの4倍）
- 背面にもタッチパッド搭載
- 前面と背面にカメラ1つずつ
- 左右にアナログスティック2つ
- ジャイロ/加速度センサー、電子コンパス搭載
- GPS内蔵
- 携帯電話回線網につながる3G通信機能有り
- Wi-Fi はIEEE 802.11b/g/n 対応
- Bluetooth も搭載
- UMDは廃止して新たにNGP専用カードに対応
入れられる物はすべて詰め込んでみましたってな感じですね。
CPUは「ARM Cortex-A9 Core」でGPUは「SGX543MP4+」だそうですが、この辺は詳しくないのでいまいちどれほどすごいのか良く判りませんが、PS3用ゲームも簡単に移植できるくらいなんだそうです。
今回の発表を受けて気になった事をあげると
- 値段はかなり高そう…。
- 充電池の稼働時間は？
- 3G通信の課金方法は？
- 背面タッチパッドはちょっと使いにくそうかなぁ。「アンチャーテッド」でツタを昇り降りする操作は下手したらNGP本体を落としそう。
任天堂の次世代携帯機「3DS」はDSの正常進化という感じであまり真新しさは感じられなかったのですが、ソニーの「NGP」はPSPとは別物だと感じました。NGPを“次世代携帯型エンタテインメントシステム”と位置付け、単なるゲーム機ではなく、ゲームを日常生活に溶け込ませようという意気込みが伝わってきました。
