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2013Jun12

WiiU「ゼルダの伝説 風のタクトHD」は2013年9月26日発売

昨日配信された「Nintendo Direct @ E3 2013」の中で、リメイク版「ゼルダの伝説 風のタクト」の発売日等が発表されました。

2002年にゲームキューブ用に発売された「ゼルダの伝説 風のタクト」は Wii U 用にリメイクされますが、正式タイトルが「ゼルダの伝説 風のタクトHD」、発売日が2013年9月26日、価格が5,985円（税込）であると発表されました。

「風のタクトHD」については 14:42～19:17 で見る事ができます。

今年の1月の初発表時には静止画のみでしたが、今回は Wii U で動作している映像での紹介となっています。

以下、ニンテンドーダイレクトでの岩田氏の説明を書き起こしました。

Wii U 版の「風のタクト」は大きな画面で色鮮やかな「風のタクト」の世界を余すことなく楽しんでもらうために、グラフィックを 1080p のフル HD で描画しています。加えて Wii U のシェーダー機能を活かした表現力の向上と、テクスチャーの一新も相まって、まるで世界ごと生まれ変わったような、そんな手応えを感じながら開発を進めています。

物語の舞台は広大な大海原です。タイトルにもなっている“風のタクト”と呼ばれるアイテムで風を操り、世界中に点在する島々を冒険します。またテンポよくゲームが進むようにいくつかの調整も加えています。

さて、今日はもう一つゲームキューブ版からの変更点をご紹介します。
オリジナルのゲームキューブ版ではシリーズでもおなじみのチンクルという名のこのキャラクターから、ゲームボーイアドバンスを接続してアシストプレイができる「チンクルシーバー」と言うアイテムをもらうことができました。さすがに Wii U と2001年発売のゲームボーイアドバンスを接続いただくわけにはいきませんので、チンクルが関係するアシストプレイは Wii U ならではの機能を使った遊びに変更することにしました。
チンクルから「チンクルボトル」と言うアイテムをもらうと、ボトルに手紙を入れて海に流す感覚で Miiverse への投稿が行えるようになります。投稿された様々なコメントは他のユーザーが遊んでいる「風のタクト」の世界の海岸に流れ着きます。チンクルボトルのコメントには「写し絵の箱」という写真機の様なアイテムで撮影したゲーム画面の写真も付けられますので、例えば写し絵を使ったサブイベントを進める上で、他のリンクたちと協力し合うこともできるようになります。

チンクルボトルをどんどん活用して、同じ「風のタクト」で遊んでいるリンク同士で一緒に冒険する新しい感覚を体験いただければと思います。

それからニンテンドーダイレクト配信後に公開された「ゼルダの伝説 風のタクトHD」の紹介ページでは、初公開のスクリーンショットなどと共にプロデューサーの青沼氏のインタビュー動画（6分弱）も閲覧できます。

インタビューでゲームに関する内容を要約すると以下の通りです。

• GamePad だけでも遊べる
• 風を操る「風のタクト」は GamePad のリンクをタッチする事でも振れる
• リンク視点のアイテム操作は GamePad のジャイロセンサーでも可能
• ある程度ゲームを進めると、船の速度のスピードアップができるようになる（船での移動中にAボタンで速度切替）
• トライフォース集めからゲーム終盤の流れを調整

6月14日追記：

Eurogamer.net の記事「The Wind Waker's missing dungeons were reused in other Zelda games」によると、ゲームキューブ版でカットされたダンジョンは「風のタクトHD」には収録されないそうです。なぜかというと没ダンジョンはすでに他のタイトルで再利用されたから。

新ダンジョンが追加される事に期待していたので、ちょっと残念ですね…。