Wii リモコン
Wii を Wii たらしめるのがこの斬新なコントローラ「Wii リモコン」です。
外見からすると一見テレビか何かのリモコン、またテレビに向けて操作する様子だけ見ればまさにリモコンにしか見えません。
従来の両手で操作するボタンがたくさん付いたコントローラを廃し、「Wii リモコン」というシンプル極まりないコントローラに行き着いたのは、この新型コントローラを通して『誰もが同じスタートラインに立てる』という事を実現したかったからに他ありません。
Wii リモコンの特徴
- 従来の物に比べ少ないボタン数
- Wii 本体とは無線(Bluetooth)で接続(=ゲーム機とコードで繋がっていない)
- Wii リモコンをテレビ画面に指す事でポインティング操作が出来る
- 傾きや動きを検出できるモーションセンサー搭載
- 振動機能搭載
- モノラルスピーカー内蔵
- 乾電池で駆動
- 拡張ユニット接続端子 x1
これらの機能を持つ事で、今までのコントローラとはまったく違った操作が可能になっています。
例えばモーションセンサーを搭載しているので、リモコンを振る事でゲーム内のキャラを操作できたりします。
Wii リモコンのボタン
- 「POWER」ボタン - Wii の ON/OFF が出来る(OFF にするには長押し)
- 「HOME」ボタン - Wii メニューに戻るために使う
- 十字キー
- 「A」ボタン
- 「B」ボタン(裏面)
- 「+」「-」ボタン
- 「1」「2」ボタン
ヌンチャク
「ヌンチャク」は拡張コントローラの1種で、「Wii リモコン」に有線接続(コード長約1.5m)して使います。単体では動作しません。
ヌンチャクは補助的な役割を担うコントローラで、Wii リモコン単独ではカバーしきれない操作を担当します。それ故、必ずしも全てのゲームで使用されるとは限りません。
持ち方としては Wii リモコンを右手に、ヌンチャクを左手に持つというスタイルになります。
ヌンチャクの特徴
- Wii リモコンの拡張ユニット接続端子に接続
- Wii リモコンが電源を供給
- 傾きや動きを検出できるモーションセンサー搭載
ヌンチャクのボタン
- アナログスティック
- 「C」ボタン
- 「Z」ボタン
バランス Wii ボード
詳しくは「バランスWiiボード」のページを参照。
クラシックコントローラ
「クラシックコントローラ」も拡張コントローラの一種で、「Wii リモコン」と有線接続して使います。「ヌンチャク」同様、単体では動作しません。
クラシックという名を冠しているように、従来のゲーム機コントローラのような形と機能を有しています。
形状や大きさ、そしてボタンの配置はスーパーファミコン(SFC)のコントローラによく似た物になっています。
クラシックコントローラは Wii リモコンと接続する必要がありますが、Wii リモコンは電源&通信のためだけに使われます。Wii リモコンをテーブルなどの上に置き、クラシックコントローラを両手で持って操作するというスタイルになります。
クラシックコントローラの使い道は大きく2つあり
- バーチャルコンソール用ゲームを遊ぶためのコントローラ
- Wii 用ゲームでも「Wii リモコン + ヌンチャク」ではボタン数が絶対的に足りないゲームのためのコントローラ
クラシックコントローラの特徴
- Wii リモコンの拡張ユニット接続端子に接続
- Wii リモコンが電源を供給
- 数多くのボタンを持つ
クラシックコントローラのボタン
- 十字キー
- 「L」「R」アナログスティック
- 「a」「b」「X」「Y」ボタン
- 「L」「R」ボタン
- 「ZL」「ZR」ボタン
- 「+ (START)」「- (SELECT)」ボタン
- 「HOME」ボタン
クラシックコントローラ PRO
「クラシックコントローラ PRO」は「クラシックコントローラ」の改良版で、以下の部分が変更されています。
- ZL / ZR ボタンの位置&形状変更(L / R ボタンの下に移動し、トリガー状になる)
- グリップが付き、持ちやすくなる
- ケーブルがコントローラの上側に移動
ゲームキューブ用コントローラ
Wii にはゲームキューブ用コントローラ接続端子が4つあり、「ゲームキューブ用コントローラ」を使う事が可能です。
ゲームキューブ用コントローラの使い道
- ゲームキューブ用ゲームを遊ぶ
- バーチャルコンソール用ゲームを遊ぶ
- 一部の Wii 用ゲームを遊ぶ
キーボード
任天堂ライセンス商品「ロジクール ワイヤレス Wii キーボード」。
Wii で使いやすいように「ズームイン/アウト」「戻る/進む」「QUIT(終了)」「OKボタン」といった専用キーを搭載。
「街へいこうよ どうぶつの森」に対応しオンラインでのテキストチャットに使えます。またインターネットチャンネル、Wii 伝言板などの文字入力にも利用できます。
電源として単三型電池2本使用。
2007年10月10日以降に公開された Wii ファームウェア「3.1」以上であれば、USB キーボードが利用可能です。
その他の任天堂公認 Wii 対応キーボード
その他
電車でGO! 新幹線専用コントローラ - Wii
2007年3月1日発売の「電車でGO! 新幹線EX 山陽新幹線編」と同時発売の鉄道車両運転台型コントローラ「電車でGo! 新幹線 専用コントローラ」。
またゲームとコントローラ同梱パックも販売(別々に買うよりもお得)。
ダンスダンスレボリューション専用コントローラ
ダンスゲームの定番「ダンスダンスレボリューション」用のマット型コントローラ。
「ダンスダンスレボリューション ホッテストパーティー(専用コントローラ同梱版)」や「ダンスダンスレボリューション フルフル♪パーティー(専用コントローラ同梱版)」にも付属。
アーケードスティック
対戦格闘ゲームをプレイするするのなら、やはりアーケードスティックは必需品です。ホリから任天堂ライセンス商品として「ファイティングスティックWii」が発売されています。
ヌンチャクやクラッシックコントローラ同様、Wii リモコンの拡張端子に接続して使用します。
もちろんバーチャルコンソールの対戦格闘ゲームでも使えます。
もっと詳しいレビューは「Game Watch: ゲームグッズ研究所 第126回」を参照。
NEOGEO STICK 2
ネオジオファン待望、「ネオジオスティック」が Wii 用に「NEOGEO STICK 2」として復活。
ネオジオ同梱のコントローラを完全に再現しており、バーチャルコンソール用ネオジオソフトをプレイするのに最適です。
クラシックコントローラとして機能するので、他のバーチャルコンソール用ソフトでももちろん使えます。
太鼓とバチ
「太鼓の達人」専用太鼓型コントローラ、通称「タタコン」です。
「太鼓の達人Wii(専用太鼓コントローラ「太鼓とバチ」同梱)」にも付属しています。
コントローラのまとめ
ハード別対応表
Wii | GC | バーチャルコンソール(VC) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FC | SFC | N64 | MD | PCE | MSX | |||
Wii リモコン | ◎ | × | ◎ | × | × | △ | △ | ? |
ヌンチャク | ○ | × | × | × | × | × | × | × |
クラコン | ○ | × | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ? |
GC コントローラ | ○ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ? |
◎ : 対応
○ : 一部のゲームのみ対応
△ : 対応しているがボタン配置の都合上やや使い辛い場合あり
× : 非対応