ストーリー

かつて、ユグドラル大陸には、十二聖戦士と呼ばれる者がいた。
その聖戦士たちは神から授かった武器を用い、大陸を支配していた闇を打ち砕いたという。
そして時は流れ今、その聖戦士の血と、彼らが用いたという伝説の武器を受け継いだ者たちがいる……。

大陸中央に位置するグランベル王国のシアルフィ公国(公爵家)も、聖戦士の血を受け継いだなかの1つであった。そして広大な領地と、それぞれ軍隊を持つ1つの公国として、グランベル王国に従属しつつも独自性を保っていた。
シアルフィ公国の当主バイロン卿は、グランベル王家からの信任も厚く、東方の戦乱を鎮めるために、王家やほかの諸公たちと遠征中であった。バイロン卿の息子シグルドは留守を任されていた。

そんなおり、同盟国であったはずの、南西のヴェルダン王国の大軍が突然、国境を突破し、王国内に攻め入ったのである。
最初に包囲されたのは、シグルドの幼なじみエーディンのいるユングヴィの城。
すぐさま出陣の決意をしたシグルド。
やがて訪れる恐ろしい運命の渦に巻き込まれていくのであった。

ユグドラル大陸史

グラン歴001年
ユン河の西にグラン王国成立。
グラン歴230年
共和制への移行。
グラン歴310年
領土の拡大、盛栄の時代。
グラン歴440年
大司教ガレに暗黒神が降臨、「ロプト教団」の胎動。
グラン歴447年
十二魔将の乱、共和国グランの滅亡。
グラン歴448年
ガレ大司教、帝位につく。ロプト帝国の成立。
グラン歴449年
大粛清、犠牲者十万人以上。
グラン歴452年
ミレトスの嘆き - 暗黒神へのいけにえとして多数の子供が火に投じられる。
グラン歴453年
エッダの虐殺 - 犠牲者、数万人にも及ぶ。
グラン歴535年
皇族マイラの反乱。
グラン歴611年
各地に自由解放軍が興る。
グラン歴632年
ダーナ砦の奇跡 - 解放軍の戦士に神が降臨し十二聖戦士が誕生する。
グラン歴633年
聖戦の始まり。
グラン歴648年
ロプト帝国の滅亡。十二聖戦士、グランベル七公国と周辺五王国を建国する。
グラン歴649年
グランベル王国の成立。
グラン歴757年
グランベル国軍、東方の国イザークへ遠征。