ストーリー
「今度の新聞で、うちの高校の七不思議の特集を組もうぜ」
新聞部の部長の一言がこの物語の発端である。
担当に選ばれたぼくは、まだ一年生の新人なので、どんな怖い話がこの学校に伝えられているのかよく知らない。
今日の放課後部屋にその七人が集まるという。
先輩は用があってこれないらしく、ぼくが仕切らなければならなくなった。部屋のドアを開けると、いっせいに十二個の目がぼくの方を見た。
六人?まだ一人きていないのだろうか。まだ見ぬ七人目を待たずして、集められた六人の話が始まった…。
【取扱説明書 P.4 から抜粋】