ストーリー
その昔、国は栄え、人々は喜びと活気にあふれ、幸せな日々を送っていた
それは、古来よりこの国に奉げられる三種の神器“赤の恵夢帽子”“金の破魔星”“退魔の大槌”の守護と人々は口々にささめき、あがめていた
しかしあるとき、闇の「異形(いぎょう)」たちにより、三種の神器がいずこかへ持ち去られてしまう
世は乱れ、飢えや病気に苦しむ人々であふれかえった時の帝は都をうつしたが、人々から笑顔や優しさが失われ、国は衰退の一途をたどった
奪われた三種の神器が、廃都の地下深くへ続く「魔楼閣(まろうかく)」に隠されていることを突き止めた帝は、これらを取り返すべく何人もの手練を廃都へと送り込む
しかし誰一人として戻ることはなかった
やがて、帝はある一人の若者へと白羽の矢を立てる
彼の名は、蔵部景品(くらべかげしな)
後世、人々は彼をこう呼ぶこととなる ———『任天童子』
【公式サイトより抜粋】