ストーリー

AD20XX年、Dr.ワイリーの三度目の世界征服計画もロックマン達の活躍によって失敗に終わり、世界は再び平静を取り戻した。

その数ヵ月後、ライト博士はロックとラッシュ、ビートを連れて「世界ロボット博覧会」に参加していた。
「世界ロボット博覧会」とは毎年、全世界の科学者が世界平和のために開発した最新型ロボットを発表する博覧会である。会場には各種産業ロボット達が勢揃いし、何事もなく発表が行われていたが、突如として上空の怪しい雲行きと共に UFO が現れた。
「諸君、世界ロボット博覧会の開催おめでとう。君たちのロボットは私の世界征服のために使わせていただく。」とDr.ワイリーが言うと同時にロボット誘導電波が発信され、会場のロボット達が暴れ出した。幸いロックとラッシュは正義の良心回路が内蔵されていたために無事だったが、ビートはこの騒ぎで部品が4個外れてしまった。

ライト博士は急いで研究所に戻り、ロックを戦闘用ロボット“ロックマン”に改造した。この間にワイリーが操っているロボット達は各都市に散らばり、破壊の限りを尽くしていた。しかも高性能の新型ロボット達ばかりなのでいかにロックマンといえども苦戦を強いられるのは明らかである。

「ロックマン、ビートが落とした4個の部品を探してきてくれ。それさえあればビートはおまえの位置をサーチして援護攻撃することができる。必ずDr.ワイリーの野望は食い止めなくてはいかん!!」
「はい。わかりましたライト博士!」
スーパーロックバスターを装備したロックマンは敵地へと向かった…。

【取扱説明書 P.2~3 から抜粋】