マスターモードとは
マスターモードとは有料 DLC 「エキスパンション・パス」の第1弾「試練の覇者」で追加された高難易度のモードです。
「エキスパンション・パス」購入後、タイトルから「マスターモードで遊ぶ」を選ぶと遊べます。
通常モードとは別のセーブデータとなっていて、マスターモードで遊ぶ場合は新規にデータを作る必要があります。その場合でも通常モードのセーブデータは残ったままです。
通常モードとマスターモードはデータが違うため、通常モードの途中から難易度だけ上げてマスターモードで遊ぶということは不可能です。
システム・UIなどの違い
- 通常モードでは6つあったセーブデータ(スロット)数が2つのみ:手動セーブは1つのみなので、実質「手動セーブ1つ」+「オートセーブ1つ」となる(ゲーム開始してから一切手動セーブしないなら、オートセーブで2つ)
- 画面左下に常にトライフォースマーク表示(多分、スクリーンショット撮影時にマスターモードであることが分かるようにしている)
- ワープ時等に表示されるロード画面が、通常モードでは白黒、マスターモードでは赤黒となっている。またマスターモードではロード画面左上に「Master Mode」と表示される。
敵の違い
体力自動回復
敵の体力が時間経過で自動回復するようになっています。
フィールドにいるザコ敵に限らず、中ボスやボス級のやつらも回復します。もちろんカースガノンや厄災ガノンも対象です。
高い体力を有する敵を相手にする場合、通常モードとは違った戦い方が要求されます。
敵のランク
- 開始時点で敵のランクが1ランク程度高い(通常では赤ボコブリンだったのが青ボコブリンに、など)
- それに伴い、無印イワロックや無印ヒノックスが、たいていイワロック(希少)・青ヒノックス・黒ヒノックスなどにランクアップしている
- マグロックやガチロックはそのまま
- ライネルも大抵ランクアップしている
- 始まりの台地に最初から白髪のライネルがいる(東の小屋のある草原)。ランクアップではなく純粋に個体が追加されたのはこの始まりの台地のライネルだけ。
- 「力の試練」ではない祠に出現する一部の小型ガーディアンが序位から中位にランクアップしている。
マスターモード特有の敵
新たに5種類の敵が追加されています。
そしてハイラル図鑑の No. が通常モードとずれています。具体的には、下記の箇所に挿入されている(括弧内の数字は通常モードでの図鑑No.)
- 空オクタ:宝オクタ(No.96)とファイアウィズローブ(No.97)の間
- 金色ボコブリン:白銀ボコブリン(No.107)とモリブリン(No.108)の間
- 金色モリブリン:白銀モリブリン(No.112)とリザルフォス(No.113)の間
- 金色リザルフォス:白銀リザルフォス(No.120)とライネル(No.121)の間
- 金色のライネル:白銀のライネル(No.124)とガーディアン(歩行型)(No.125)の間
マスターモードでは、挿入された分だけ、後ろのナンバリングがずれています。
図鑑最後の夜光鉱床が、通常モードでは No.385 、マスターモードでは No.390 となります。
敵の行動
- ガーディアンのビーム発射に、ランダムで“溜め”が入る。通常モードと同じタイミングでガードジャストしようとすると、タイミングをずらされる。
- 通常モードよりも敵がリンクに気付きやすい。
その他の違い
空オクタ
- 空オクタによって浮かぶ足場が各地にあり、その足場に置いてある宝箱は、その冒険時点だとかなり強力な武器であることが多い。
例:始まりの台地・黄泉の川上流の滝の空オクタ足場には、「騎士の両手剣」がある。
- また、空オクタの足場にいる敵が持っている武器も、強力orユニークな武器であることも多い。
例:ライネルの槍を持つリザルフォス。
- 空オクタの足場は、橋・滝・シーカータワーの近くにあることが多い
剣の試練
マスターモードでも「剣の試練」に挑戦できますが、難易度が跳ね上がっています(特に序位地下10階)。
手に入る武器のランクは通常モードとほぼ同じなのに、敵のランクが上がっており、しかも自動回復するため、本当に手強いです。
最弱ランクの敵
マスターモードはスタート時点で多くの敵が1ランクアップしているため、最弱ランクの敵のほうがむしろレアキャラとなります。
ひょっとしたらマスターモードでも最序盤は各地に最弱ランクがいる可能性はありますが、ある程度冒険を進めると最弱ランクの敵はハイラル中でほぼ一体しかいなくなります。
- ボコブリン:始まりの台地とカッポレ山の間(馬に乗っている)
- モリブリン:ヘブラ地方北西・ゼッカワミの秘湯
- リザルフォス:ラネール地方・ルト山から南西にある池
- 小型ガーディアン(※):ルネ・コリバーの祠、一部の神獣(〇ヴァ・ルッタ、×ヴァ・メドー。ヴァ・ナボリスとヴァ・ルーダニアは未検証)。
- ファイアウィズローブ:奥アッカレ平原
- アイスウィズローブ:忘れ去られた神殿の真上(祠の真上(地上側)あたり)
- エレキウィズローブ:西フィローネ・テホタ湿地
- イワロック:始まりの台地
- ヒノックス:東フィローネ・テルメ山・クハン池(三兄弟の三男)
- ライネル:雷獣山
※ 力の試練ではない祠(例:始まりの台地のマ・オーヌの祠、中央ハイラルのヤカー・マタの祠)にいるガーディアンは通常モードでは大抵「小型ガーディアン」や「小型ガーディアン(序位)」ですが、マスターモードではそれぞれ、1ランク上の「小型ガーディアン(序位)」「小型ガーディアン(中位)」になっています。
そのせいで、(序位)のつかない「小型ガーディアン」がレアキャラとなります。
敵が持っている武器のランクは通常モードと同じです。
したがって、メテオウィズローブにランクアップしていても、落とす武器はファイアロッドとなります。「幼き武器マニア」でファイアロッドが必要なときには、メテオウィズローブでもよいので倒してみましょう。