古の伝承

ファイ

…これは あなた方 人間によって 語り継がれた 物語…

…それは 空前にして絶後の 激しく 恐ろしい戦でした…
突如 地を割り その姿を現した 邪悪なる存在…
彼らは 大地に暮らす者達から 微笑を奪い去ったのです
邪悪なる者たちは 森を焼き 泉を枯らし 人を殺め続けました
彼らの目的は あの御方が…女神様が守りし 万能の力
万能の力…それは
全ての願いを 全ての欲望を叶えし 神々からの遺産
太古の祖より 女神様が受け継ぎし 究極の力…
女神様は 邪悪な者から 万能の力を守る為
生き残った人間を乗せ 大地を天に浮かべたのです…
魔の手が及ばぬ場所…雲海の向こう 高き空の果てに
そして 女神様と亜の者達は 命を賭して闘い 邪悪を封印し…
大地は 再び静寂の日々を取り戻したのです…

これが あなた方 人間によって語り継がれた物語…
けれど この物語には 伏せられた数々の伝説が存在していました
そして今 新たに紡がれる伝説の扉が 開かれようとしているのです
…あなたの手によって…

【公式サイトから抜粋】

キャラクター紹介

人物相関図

ゼルダの伝説 スカイウォードソード 人物相関図

キャラ紹介

リンク
本作の主人公で聖なる剣の精霊「ファイ」と共に冒険する勇者。行方不明になった幼馴染ゼルダを探すため、故郷スカイロフトからまだ見ぬ雲の下に広がる大地に旅立つ。
ゼルダ
リンクの幼馴染。聖なる力を秘めているようで、予知能力がある。ゲーム序盤、巨大な竜巻に飲まれそうになるが、女神の使いが現れ助けられる。その後の行方は不明。
ギラヒム
魔族長を名乗る薄気味悪い男。聖なる力を持ったゼルダを狙っている。リンクのふるう剣の一撃を指先で受け止めたり、一瞬で背後に現れたりできる強敵。またリンクにも勝るとも劣らない剣の腕の持ち主。
ファイ
女神の剣に宿る精霊。ゼルダがいなくなった夜にリンクの前に現れる。雲の下の大地の事情にも精通し、リンクの冒険をサポートしてくれる。女神に選ばれたリンクの事を「マスター」と呼ぶ。
ゲボラ
ゼルダの父で騎士学校の校長。リンクの能力を認めており、ゼルダ探索を直々に依頼する。
バド
騎士学校に通うリンクのクラスメイト。ノッポとチビの子分といつもつるんでいる。ゼルダに好意を抱いており、ゼルダと仲が良いリンクの事を快く思っていない。リンクのロフトバードを監禁したり、鳥乗りの儀の最中に妨害工作をはたらく迷惑な奴。
シーカー族の謎の少女(インパ?)
オープニング映像に登場する金髪で細身、褐色の肌を持つ女性。額や服に描かれているシンボルからシーカー族である事が分かる。ギラヒムがゼルダを襲おうとしている時に身を挺して守っているので、ゼルダの味方のようである。

他のシリーズ作品との関連性

ゼルダの伝説 年表

この年表を見ても分かる通り、「スカイウォードソード」はゼルダ史で最古の時代に位置付けられ、ハイラル王国の歴史を紐解くうえで重要な役割を持ちます。

「スカイウォードソード」の開始時点ではハイラル王国は存在しておらず、本作終了以降に王国が建国されたものと思われます。
「時のオカリナ」との間にどれだけの年月が経ているのかは分かっていません。

また「時のオカリナ」、「風のタクト」、そして「トワイライトプリンセス」で悪を打ち破った退魔の剣「マスターソード」が誕生したのも本作「スカイウォードソード」です。
(マスターソードは他にも「神々のトライフォース」と「ふしぎの木の実 大地の章/時空の章」にも登場しますが、この時系列に属するかは不明)

見所

本作「スカイウォードソード」はゼルダ史最古の物語という事で、見所がいっぱいです。
特に時代的に一番近い「時のオカリナ」につながる話が展開される事が予想されます。

マスターソードの誕生

ゼルダの伝説シリーズで大魔王ガノンを幾度となく打ち破ってきた退魔の剣「マスターソード」。その伝説の剣がどのようにして作られたかが本作で明かされます。

ハイラル王国建国の経緯

「時のオカリナ」の中ではあまり語られる事のなかったハイラル王国の建国にまつわる話が展開されるかもしれません。
その場合、本作のゼルダがハイラル王家の祖となるのではないでしょうか。

シーカー族の謎

シーカー族 紋章

「時のオカリナ」で登場したシーカー族が本作でも登場します。
ハイラル王家を陰で支えたと伝えられるシーカー族の素性が明らかになると思います。

ゼルダの父とフクロウの関係

本作のゼルダの父の名前が「ゲボラ」である事と、「時のオカリナ」で助言をくれたフクロウの名前が「ケポラ・ゲポラ」である事は全くの偶然とは考えにくいです。

「時のオカリナ」のゴシップストーンによると『ケポラ・ゲボラという怪鳥は、大昔の賢者のうまれかわりらしい』そうなので、ゼルダの父が賢者である可能性が高いです。