プロローグ

MOTHER2 の部隊は199X年の地球です。
主人公の少年、ネスが住んでいるのは、イーグルランドの緑豊かな町オネット。
ありふれた田舎町だったオネットの新聞にも、近ごろは大都市の新聞で見かけるものと同じような事件や事故の記事が載るようになりました。

……そんなある日の夜、ネスは今まで聞いたこともないような轟音とパトカーのサイレンに起こされました。
ネスの家の裏山に巨大な隕石が落下したのです。
好奇心の強いネスは、いてもたってもいられなくなり、隕石の落下現場を見に行くことにしました。

バリケードをはりめぐらせた警察官に追い返されたネスは、しぶしぶ家にもどり、まだ自分のぬくもりがのこるベッドにもぐりこみました。
「明日はかならずあの場所に行くんだ……」ウトウトとしていたネスの目を再び覚ましたのは大きなノックの音。
行方不明になった弟のぴっきーを探してくれと、となりに住むポーキーがたのみにきたのです。

警官の姿も見えなくなった深夜、ネスとポーキーはピッキーを見つけることができました。
しかし、彼らが見つけたのは、ピッキーだけではなく……。
それは地球上の生物ではありませんでした。ネスは彼から大変なことを知らされます。
「えっ、ぼくが人類の運命を担っている子供なんだって!?」

【取扱説明書 P.4~5 から抜粋】