コッコの逆襲

カカリコ村(ハイラル)やはぐれ者の村(ロウラル)などにいるコッコ(にわとり)を攻撃しつづけると、コッコの大群に襲われます。
屋内に逃げ込むか、一定時間耐えきれればコッコが襲ってこなくなります。

ムジュラの仮面

ムジュラの仮面

自分の家の壁には「ムジュラの仮面」がかけられています。
壁画化して仮面の裏に行くと、まるでリンクがムジュラの仮面をかぶっているように見えます。

ちなみにムジュラの仮面とは2000年に発売された GC 用「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」に登場した邪悪な仮面です。
なぜ主人公がそんな仮面を所持しているのかは不明です。

ファミ通のインタビュー記事によると、プロデューサーの青沼氏のリクエストで入れられたそうです。
何か意味があるのかとの問いには 皆さんのご想像にお任せします(笑) と答えられています。

※ 「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D」発表後のファミ通のインタービュー記事によると、「言えないけど、じつは(リメイクを)作っているんですよ!」という想いが込められた開発者からの隠しメッセージだったそうです。

壁画・絵関連

アイテム

壁画化した際、装備しているアイテムもちゃんとリンクの壁画に反映されます。

  • ヒントメガネ - リンクの壁画もヒゲメガネになる。
  • カンテラ - 壁の中のリンクも腰にカンテラをぶら下げている。
  • 服 - 服の色もちゃんと反映される。

ハチおじさん

ハチおじさんの家の壁にはハチの胴体と羽根が描かれていて、壁画化して絵に重なるとリンクがハチのコスプレしているように見えます。

おしゃれ姉さん

おしゃれ姉さんの家の壁にはキスマークがついていて、壁画化してマークに重なるとリンクが口紅をしていように見えます。

ミルクバー

カカリコ村のミルクバーには色々な絵が飾ってあります。

  • 吟遊詩人の左側に「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」の機械亜人の絵
  • 吟遊詩人の後ろに「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のケポラ・ゲボラ(フクロウ)の絵
  • 笛吹き少年の後ろに「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」の女神のハープと、「ゼルダの伝説 風のタクト」のマコレが弾いていたバイオリンの絵

カカリコ村の屋根にマイマイがいる家

室内には「ゼルダの伝説 風のタクト」に登場したコログ族のマコレの絵が飾ってあります。
また同作で主人公が着ていた服のデザインと同じエビの絵が飾ってあります。

ルピーの絵

ルピーの絵の裏にまわると1ルピーが得られます。

ロッソの家

壁画化して室内の新聞の切り抜きみたいな物に重なると、指名手配書のように見えます。

吟遊詩人

カカリコ村のミルクバーにいる吟遊詩人に10ルピーを支払うと色んな歌を演奏してくれます。
ゲームの進行度によって演奏曲が増えていきます。

  • ハイラルメインテーマ(ゼルダの伝説シリーズ メインテーマ)
  • ゼルダのテーマ(=ゼルダの子守唄、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」より)
  • ヒルダのテーマ
  • ラヴィオのテーマ
  • ユガ戦-ハイラル城
  • カカリコ村
  • セレクト画面(妖精の泉)
  • ロウラルメインテーマ(ロウラルのフィールド=闇の世界のフィールド、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』より)
  • ロウラルダンジョンメインテーマ
  • デスマウンテン
  • ハイラル城
  • アイテムゲットファンファーレミニ(宝箱からルピーゲット)
  • アイテムゲットファンファーレ(宝箱からアイテムゲット)

ハードモードでのみ演奏される曲もあります。

  • ロウラル城
  • ガノンのテーマ(ガノン戦「ゼルダの伝説 神々のトライーフォース」より)
  • 女神の詩(「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」より))

シリーズ作品ネタ

ミルクバーのマスター

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」に登場したタロンとインゴーに似た人物が、それぞれハイラルとロウラルのミルクバーのマスターをしています。

セリフ

  • 初代「ゼルダの伝説」でもおなじみの「ミンナニ ナイショダヨ」があります。また今作では「カミサンニ ナイショダヨ」というのもあります。
  • グリがセーブについて説明した後に言った「ボク子どもだから 何のことだかよく分からないや!」というのは、「ゼルダの伝説 夢をみる島」で村の子供が言っていたセリフが元ネタです。
  • ハイラルの湖のアイテム屋さんで品物を選択して購入しないと「……ナンカコウテクレヤ」と言います。これは初代「ゼルダの伝説」の道具屋のセリフが元ネタです。

おしゃれ姉さん

カカリコ村に住むおしゃれ姉さんは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で弓矢を銀の弓矢に強化してくれた大妖精に瓜二つです。

マザーマイマイ

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のミニゲームの1つ「マトアテ屋」のタコ型のマトが、マザーマイマイとよく似ています。

すれちがい通信

シャドウリンクとのバトル中の BGM は『リンクの冒険』の「神殿」。

ダンペイ

墓守のダンペイはシリーズ4作品(『時のオカリナ』、『ムジュラの仮面』、『4つの剣+』、『ふしぎのぼうし』)にも墓守として登場しています。

光弾ラリー

前作『神々のトライフォース』同様、今作でもボスが放った光弾をマスターソードで跳ね返しあう「光弾ラリー」があります。前作はアグニムとの戦いで、今作ではラスボスとの戦いで光弾ラリーが繰り広げられます。
前作と同じくマスターソードではなくムシ獲りアミでも光弾を打ち返す事ができます。しかしムシ獲りアミでラリーを続けるには、かなりの技術が必要です。しかし短時間無敵になる「黄色の薬」を使えば、ムシ獲りアミでもラリーが楽になります。

遭難した登山者

山で遭難している男性は「ゼルダの伝説 夢をみる島」に登場したパパールにそっくりです。
面長という見た目もそうですが、どちらも山で遭難していて飲み物/食べ物をあげることで助けられるというシチュエーションも似ています。

色々

  • 風見鶏の近くでトルネードロッドを使うとよく回ります。
  • カカリコ村のおしゃれ姉さんの家でトルネードロッドを使うと…。
  • ハイラルの鍛冶屋の中でハンマーを使うと、かじ職人に怒られます。これは前作にも近いネタがありました。
  • ハチ/黄金のハチが近くにいる状態でファイアロッドを使うと、ハチが炎に向かって飛んでいきます。飛んで火にいる夏の虫?
  • バクダン花屋の中で火器(ファイアロッドやカンテラ)及びバクダンを使うと、バクダン花屋さんに注意されます。
  • 大バクダン花を連れて村に入ろうとすると、バクダン花屋さんに呼び止められてそれ以上先に進めません。
  • 敵の攻撃はリンクだけではなく、敵にもダメージ判定があります。これにより同士討ちさせることもできます。
  • カカリコ村の北の森の北部、フックショットで穴を越えた先にゴシップさんが住んでいます。彼からは魔法おばば、すれちがいじいさん、ゼルダ姫の噂話を聞くことができます。
  • デスマウンテンの雪が積もった傾斜に立っているときに敵の攻撃で凍ると少しずつ低い方へ滑っていきます。
  • ロウラル城の曲を逆再生するとハイラル城の曲になります。ちなみに「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」初出の「女神の唄」は「ゼルダの子守唄」の逆再生曲です。
  • カカリコ村の北の森の中、ゴシップさんの洞窟の一番近くの木の南に伸びる根っこに右からぶつかり、そのまま左を押し続けるとリンクが振動します。スライドパッドの入力の仕方次第では上画面全体が振動します。
  • ハイラルには5つ、ロウラルには7つダンジョンがありますが、砂漠の神殿を含めたハイラルのダンジョンはすべて地上階だけです。逆にロウラルのダンジョンはロウラル城を除き、全て地下があります。偶然か狙ったかは定かではありませんが。

マイマイの旅立ち

旅立ち

以下の条件を満たしてマイマイの洞窟に入ると、マイマイ一家が別の世界へと旅立っていきます。

  • ラヴィオの店のアイテムをすべて買い取った後、一度店を出て入りなおす(ラヴィオが寝っ転がっている姿を見る)。
  • ラヴィオのアイテム9種を強化してもらい、さらに大回転斬りをマスターする(マイマイ100匹)。

エンディングの変化

マイマイの旅立ちイベント見たか否かでエンディングが若干変化します。

  • イベントを見ていない → マザーマイマイが手を振っている。
  • イベントを見た → ハイラルに残ったジュニア1匹が飛び跳ねている。

ラヴィオ

名前の由来

ラヴィオの名前の由来は「ウサギ男 → ラビット男 → ラヴィオ」だと思われます。
ちなみに前作『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』では闇の世界に迷い込んだリンクがウサギに変身していたので、それのオマージュでしょう。

荷物

ラヴィオの店に置いてある彼の荷物を触ろうとすると、ものすごく怒られます。

ラヴィオの日記

ハードモードでは、ロウラルの空き家にラヴィオの日記らしき物があります。

旅立ちまであと三日
私にはあの人の思いがわかる
あの人のために何ができるだろう?

旅立ちまであと二日
あの人は、あいつに騙されている
あいつはロクでもないやつだ
やさしいあの人はきっと騙される
私が何かしなければ……

旅立ちまであと一日
今、溜まっている魔力だけでは
片道切符の旅になるかもしれない
それでもあの人のために行かねばならない
私は決意したのだから