『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』の攻略

イーガ団の日誌と手帳とは

イーガ団のアジト、地上の支部、地底の廃鉱や各地の拠点にはイーガ団の団員が書き記した日誌や手帳が置いてあり、調べると読むことができます。

• 護雷の兜開発日誌 - イーガ団のアジトに置いてある。
• イーガ団日誌 - 地上の支部に置いてある。
• イーガ団手帳 - 地底の廃鉱やイーガ団の拠点に置いてある。

業務連絡や覚え書き、個人的な愚痴だったりと内容は様々です。
ストーリーを進める上では読む必要はありませんが、冒険を有利に進めるためのヒントが書いてあったりするので読んでおいて損はありません。
また謎に包まれた悪の結社・イーガ団の活動を知れる数少ない情報源でもあります。

このページではイーガ団の日誌と手帳の全内容を一気読みできます。

一覧

イーガ団日誌の内容

イーガ団のアジト

ゲルド族に代々伝わる神器『雷鳴の兜』
一切の電撃を弾くその兜を 盗み出すことに成功したものの すぐに奪い返されてしまった
幼き族長だと思って油断してしまった マキ・ア・ルージュ… 彼女には気をつけろ

『雷鳴の兜』は奪還されてしまったものの 我らはすでに 解析を終わらせていた
しかし神器と呼ばれるだけあって 雷を受け付けない素材や宝石集めは難航
特殊な技法を用いて組まれた 複雑な構造に 我々は 幾度となく失敗を繰り返した

落雷を浴び生死の境目をさまよった事 数え切れず…
体力の限界を迎えようとしていた時 旅人に変装し 情報を集める諜報部員から 縫合に関する 貴重な情報が届いた
デザイナーを目指していた旅人と意気投合し 情報を得たようだ
その情報を元に 再度組みなおしたところ 雷を弾く事に初めて成功 我々はこれを『護雷の兜』と名付けた

ゲルド族の神器『雷鳴の兜』も 選ばれし者しか使えないと聞くが 護雷の兜も同様に使い手を選ぶものであった
技術だけでなく相性などもあるようで 安定して使える者はほとんどいなかった
そのため護雷の兜の使い手を育てることにした
私は 実験で受けた雷により もう体が限界で 後継者を残す時間はなさそうだ…
たった1つしか作れなかったが 護雷の兜をかぶったイーガ団が ハイラル王家を破滅に導く日を夢見て ここに記録を残す

アッカレ古代研究所

シーカーどもの研究所を占拠完了
『地図』に各支部やアジトの場所も記入済みだ
ここの近くには ゾナウ関連の遺跡やパーツが 集中的に落下しているイチカラ村や情報が集まる馬宿があり 物資や情報の調達には 適していると思われる
ゼルダの情報は まだ届いてはいないが リンクの目撃情報は 多数報告されている
地上部隊は 満を持して考案した バナナ罠の仕掛け網を 張っているようだ
あれは 大変恐ろしい罠だ 恥ずかしながら 私も引っかかってしまった
辛いが 道に落ちている バナナは拾ってはいけない

イーガ団マリッタ支部

この洞窟は5つの空洞で構成された 自然の要塞
各員 各拠点が描かれた地図や 装束などがある隠し部屋へのルートを 決して忘れぬ事
隠し部屋は『蛙の目線を追う先』に
口外した者は 厳罰に処すものとする

アジトから配属に関する情報が届いた 希望者は幹部まで連絡すること

『商業班』
・業務内容：イーガ団武器の売買等
・必要能力：感情ができる事 会話ができる事

『研究班』
・業務内容：ゾナウパーツの活用研究
・必要能力：モノづくりが得意である事 ネーミングセンスに長けている事

『鍛錬班』
・業務内容：部員の育成
・必要能力：打たれ強く 土遁の術が使える事
※土遁の術は鍛錬で習得可能

『流通班』
・業務内容：地底拠点への資材供給
・必要能力：読み書きができる事 チカラに自信がある者

始まりの台地支部

アジトより定期連絡 機密情報により 取り扱いに注意する事！

連絡 その1
研究班では地底拠点用の乗り物 『TOGEX』『スベルDEATH3』を開発
破損した場合は 即時 研究班に連絡する事

連絡 その2
野外の諜報活動をする者は 土遁の術を必ず習得する事

追伸
土遁の術はアジト内の鍛錬場でのみ 習得可能である

廃鉱のイーガ団手帳の内容

ウオトリー廃鉱

ヒダマリ草 なる薬草が配布された
地底では常時携行するように とのお達しだ
詳細は不明だそうだが 諜報部隊がゾナウ調査隊から盗んだ情報はこうだ
『ヒダマリ草は 最近見つかった薬草で 瘴気に触れて失われた生気を癒す効果の見込みあり』
『生息地は極めて限定的で 空からの落下物近辺 からしか採れない』
『最近目にするようになった 空に浮かぶ島に 由来する植物かもしれぬが 真偽は不明である』
ヒダマリ草… たしかに地上に戻らずに済む 便利なシロモノだが 極めて苦いのが玉に瑕だ
甘くて どこでも栽培できる ヒダマリバナナが あればいいのに
コーガ様に栄光あれ

カカリコ廃鉱

この地のいたるところで 妙な塚が散見される
小山ほどのサイズで よじ登れないほどではない
この塚… かつてこの地の開拓者が作ったものか 何らかの生物の痕跡なのか 正体は全く不明だ
ただひとつ 奇妙な特徴が共通している
塚の頂上に 決まって武器が 浮いているようなのだ
いったいあれはどういうことか… 気味が悪いが どうもあの武器は 煌めいているようにも見える
今度近づいて確かめてみようか…
コーガ様に栄光あれ

ゲルド廃鉱

腹が減った
急な人員補充で 拠点内のバナナが枯渇したのだ
地底は完全な不毛地帯 食えそうなものは全く無い
そのため 食材や料理を十分に持ち込むことが 鉄則中の鉄則だのに…
新人め… 目を離した隙にありったけの バナナを食い尽くしやがって
…今度からは こっそり予備バナナを懐に忍ばせておくか…
コーガ様に栄光あれ

ハテノ廃鉱

幹部になりたい
幹部に なりたいのだ
今の立場に不満があるわけではない
しかしやはり 幹部として責任がある立場で コーガ様をお支えするのがイーガ団員の本懐…
近いうちに 幹部昇進試験を受けに行こうと思う
確か試験会場は ゲルドキャニオンの どこかの滝の裏だったはず…
きっと 厳しい試験が待ち受けているに違いない
しかし必ずや誉あるイーガ団幹部となろう！
コーガ様に栄光あれ

ヘブラ廃鉱

地底イーガ団 団歌 ～土くれの我ら～
この地を探査するすべての団員は この歌を胸に 我らが宿願の達成を果たされたし

いざ開拓せよ 暗きこの地～ 胸に灯せし その火で照らせ♪
地に落つあの日を 忘れまじっ 胸に灯せし その火は消えない♪
日差しの街から 日陰の地下へっ 砂まみれの我ら 土くれの我らに～♪
暗きを照らせイーガ団 我ら求むる 青き結晶♪
勇者蹴散らせコーガ様 その青で蘇れ 最強兵器♪
進め イーガ団 蘇れ 最強兵器～♪
進め イーガ団 蘇れ 最強兵器～♪

コーガ様に栄光あれ

ラネール廃坑

地底に降りる唯一の手段 深穴
例の天変地異で 各地に開いた多数の穴だ
地底を移動し続けるのは難しい 無理を感じたら 別の穴から再進入するのも 一つの手だろう
このように 深穴は地底の入り口として 重要な役目を持つため 全深穴の発見が急務だ
一方で 深穴の発見は一筋縄ではいかない
どうも 洞窟の中に深穴が隠されているケースが あるらしいのだ
もしかすると他にも 入り口が見つけにくいもの 一見 深穴に見えない穴もあるのかもしれない…
漏れ出ている瘴気が目立つため 高所から見つけられるものが大半ではあるが…
コーガ様に栄光あれ

イーガ団の拠点のイーガ団手帳の内容

「水上製氷機」があるイーガ団の拠点

拠点建造マニュアル -上巻-
地底の探査を 安全かつ効率的に行えるよう ある程度の間隔を空けて中継地点を建造すべし
建造に当たっては 魔物から自衛可能な できるだけ 地の利を生かした場所を選ぶこと

その1 魔物が到達できぬほどの高所を選べ
建造は困難だが守りは固いといえる

その2 水場に囲まれた中州を作れ
多くの魔物は水を苦手とし 泳げない

その3 やむを得ず平地を選ぶ場合は バリケード等で十分に守りを固めること

ここの拠点に共通の構造 及び運営については 下巻に続く
コーガ様に栄光あれ

「戦闘ギア（打撃）」があるイーガ団の拠点

拠点建造マニュアル -下巻-
地底の探査を安全かつ効率的に行えるよう ある程度の間隔を開いて中継拠点を建造すべし
ここの拠点は 迅速かつ柔軟な人員の配置入れ替えが可能なように 共通構成とすべし

その1 ゾナウエネルギーの結晶などの宝物や 貴重品は倉庫に置き封じておくこと

その2 倉庫を封じ守護に徹底する者を 1名 選出すること

その3 この者は守りに徹底し 脅威ありし時は 基本的には他の者が交戦に応ずること

拠点にふさわしい建設地については 上巻を参照されたし
コーガ様に栄光あれ

「戦車」があるイーガ団の拠点

地上の団員の活動も順調 との周知だ
コーガ様の宿願成就のため 我々の活動の主戦場は もっぱら地底となったが… これは ゾナウギアを含む物資の調達や諜報など… 地上の活動の賜物でもある
最近ではゲルドのアジト以外に 3つの支部を立て 勢力を伸ばしているそうだ
確か場所は… 始まりの台地の古小屋と 迷いの森の西 アルダー台地の洞窟… それから アッカレ古代研究所を間借りしているハズだ
コーガ様のため そして地上部隊のために この地の活動も負けていられない
コーガ様に栄光あれ

「戦闘ギア（気球）」があるイーガ団の拠点

この地は思いのほか遺跡が多い
かつて「何か」が活動していたのは間違いない
そして遺跡からは決まって ゾナウギア と呼ばれる遺物が発見されている
ゾナウギア… いったい誰が 何のために どうやって作っていたのか すべて謎だが…
各々が固有の機能を持ち そのどれもが 強力な力を持っている
そのため発見されるたび 再利用しているわけだ
…この力 我らが活動に役立てない手はない
…組み立てが厄介なのが 何とも口惜しいが
パッパッ チャッチャッ と組み立てられる そんな魔法のような力はないものか
コーガ様に栄光あれ

「三輪車」があるイーガ団の拠点

道中 ゾナウギアが格納された 補給地点のようなものが見られる
地底における我々の活動… 主に移動手段として もはやゾナウギアは欠かせぬ存在だが… この暗い地底 時に壁にぶつかり 谷に落ち 乗り物を破損するケースも多い
そんな時 件の補給地点が救いとなる
まだ 使える部品が交換できるわけだ
かつて ここを開拓した存在に感謝しつつ ありがたく ゾナウギアを拝借させていただこう
コーガ様に栄光あれ

「一輪車」があるイーガ団の拠点

採掘されたゾナウギアの再利用にあたり 各自 乗り方注意を徹底すべし
とくに致命となる2点を再周知する
乗る前 乗った後 各自3回復唱すること

1. ひっくり返らぬよう バランスに注意せよ
著しくバランスを崩したら 即座に離脱撤退せ
2. 乗り手はいかなる軽傷をも受けてはならぬ
木の矢1本喰らっても 操縦の致命となる
コーガ様に栄光あれ

「三連大砲」があるイーガ団の拠点

この地では偏在しているゾナウギアだが 地上ではまだ 存在が珍しく貴重だ
ところが イチカラ村だけは例外だという
なんでも 空からたくさん降ってくるらしいのだ
まだ見ぬ 珍しいゾナウギアがあるかもしれない
地上部隊には 目を離さないよう伝えておこう
それにしても イチカラ村だけ多い… というのは 何か 理由があるのだろうか？
コーガ様に栄光あれ

「どこでも散水機」があるイーガ団の拠点

最近のコーガ様が ご執心の 大いなるすごい力 こと 神代（かみよ）の力…
その力があれば 我々が手作業で作っている乗り物が一瞬で作れてしまう という
さらに コーガ様が言うには 一瞬で作るための 設計図に当たるものも この地に眠るらしい
それが本当なら かつてここを開拓した者が 利用していた 便利なシロモノが使えることに…
似たような設計図を作っている 地上の研究班からしたら 垂涎ものだろう
もし見つけたら 土産に持って行ってやろう
コーガ様に栄光あれ

「三輪運搬車」があるイーガ団の拠点

最近のコーガ様は 大いなるすごい力 というものに ご執心らしい
なんでも その力があれば 我々が手間をかけて作っている乗り物が 一瞬で作れてしまうとか
コーガ様の 本来の目的とは直結はしないが その力があれば 確かに地底の探索が捗りそうだ
力のありかは 既に心当たりがあるらしく ハイラル平原の南の地底にある廃鉱… 古い文献では中央大廃鉱とか呼ばれている場所に 調査隊が派遣されたそうだ
コーガ様の予想が正しければ 我らが大願成就だ 暗い地底でのモノづくりが グッと楽になる！
コーガ様に栄光あれ

「万能いかだ」があるイーガ団の拠点

我らの最終目的 宿願の達成には ゾナウエネルギーの結晶の発掘が必須だ
結晶には ゾナウギアを動かすための 強力な力が 秘められているようなのである
各地の廃鉱は とくに発掘量が多い
かつて栄え 採掘の中心地だったのだろう
結晶は 非常に希少なもののため 発見時は各部隊で厳重に保管すべし とのこと
コーガ様に栄光あれ

「どこでも調理鍋」があるイーガ団の拠点

各地の廃鉱では ゾナウエネルギーの結晶のほか ゴーレムと呼ばれる石人形が発見されている
朽ち 崩れているものが大半だが 比較的きれいなゴーレムも 紛れているらしい
「これを動かすことができれば きっと大いなる すごい力が手に入るハズだ！」 というコーガ様の命を受け 最近見つかった廃鉱に調査隊が派遣された
その廃鉱は ハイラル平原の南にあり 古い文献では中央大廃鉱とか呼ばれていたそうだ
コーガ様の予想が正しければ 我々の宿願達成の日も近いだろう！！
コーガ様に栄光あれ

「戦闘ギア（凍）」があるイーガ団の拠点

地上では見たこともない鉱石を よく見かける
緑色に光り 虫食いされたような見た目が特徴だ
成分や用途は不明だが 各地で採掘の痕跡があるため かつては重用されていたのだろう
たまに鉱石が大量に発見される谷場を見かけるが あれはかつての採掘の痕跡ということだろうか
どうも 地上が山である場所は 決まって谷場になっているようだが… 詳しい関連は不明だ
コーガ様に栄光あれ

「撒き罠」があるイーガ団の拠点

随所に巨木の根のようなものが生えている
あれは十分な強度があるようで 瘴気を避けて通る足場として 活用可能だ
しかし 中には危険なものが 紛れているようだ
怪しく赤黒く光る根がそれだ
どうも 瘴気はあの根から染み出しているらしい
かといって切り倒したり 燃やしたりもできない
あれは避けるのが無難だろう
コーガ様に栄光あれ

「戦闘ギア（門）」があるイーガ団の拠点

瘴気に関し判明している 以下の項目に注意されたし

1. 瘴気はいかなる手段でも打ち消せない
電気 火 冷気… これらを用いても効果は無い

2. 触れた瘴気は 生気を吸い取る
足元に十分注意し 接触を避けること

3. 失った生気を癒す術は2つのみ
一つ ヒダマリ草 によって癒すべし
二つ 地上に出るべし
最近はこれに加え 天井から伸びる根の光にも 生気を癒す効果が期待されている
ただし現状は光量が極めて微弱であるため なんとか十分な回復効果が得られないか検討中だ
コーガ様に栄光あれ

「戦闘ギア（光線）」があるイーガ団の拠点

天井から伸びる 巨大な根のうち 光る核のようなもの がある根が存在する
これまで 主に目印として活用していたが どうも それ以外に用途がありそうだ
核から漏れ出す光に 瘴気で失われた生気を癒す 効果があるのでは と言われているのだ
確かに近づいてみると 地上に出たときのように 不思議と体が癒される心地がするらしい
しかし いかんせん 光は微量で不十分だ
効果を引き出せないか 調査継続されるそうだ
もしこれがうまくいけば ヒダマリ草とも おさらばできるかもしれない
コーガ様に栄光あれ

「打ち上げ散水機」があるイーガ団の拠点

この地に巣くう魔物は 地面の赤いモヤ… 瘴気をまとい 極めて危険だ
地面の瘴気と同じように 少しでも攻撃に触れようものなら たちまち生気が失われる
この地の魔物との接触は 基本的に避けるよう 心掛けられたし
…でなくては バナナの代わりに ヒダマリ草 を食う羽目になってしまう
コーガ様に栄光あれ

「どこでも照明」があるイーガ団の拠点

この地の魔物の中には 地底に特有の鉱石を採掘している者がいるようだ
時折 鉱床の周りに 魔物がたむろして作業しているのを見かけるのだ
魔物と相対した団員からの報告には 魔物が かの鉱石を所持していたという話もある
いったいどういう狙いがあるのかわからないが… この鉱石には 何か特殊な力があるのだろうか？
コーガ様に栄光あれ

「荷馬車」があるイーガ団の拠点

ハイラル平原に続き 別の拠点が 壊滅の危機に瀕したため 再周知する
一つ目の 四つ足巨獣 に要注意すべし
奴らはやっかいにも 周囲のものを 吸い込み丸のみする
光る鉱石が動いていたら やつら出現の予兆だ
普通のゾナニウムと間違えぬよう 注意されたし
体から生える鉱石が弱点だが あの巨躯を前に 冷静に対処はできまい…
あくまで 出現の予兆を頼りに 周囲に十分注意を払い 行動すべし
コーガ様に栄光あれ

「攻撃飛行機（対地）」があるイーガ団の拠点

先日化け物を見た
どうも 光り輝く人間のような そんな風貌だった
慌てて報告へ向かったが そんな時に限って 幹部は不在であった
腹痛につき不在 との書置きがあったが…
空腹に耐えかね ヤミホタルを口にしたのが 原因だろう
コーガ様に栄光あれ

「掘削車」があるイーガ団の拠点

この地の魔物は 寝ないようだ
移動中 どうしても避けられぬ場所に やつらが構える拠点があったのだが… 仕方なく野営し 奴らが寝るのを待っていたのに どれだけ時間が経っても 寝なかったのである
三日三晩 交代して見張ったが やはり奴らは 寝るそぶりを見せなかった

追記：ただし あの一つ目の巨人は例外だった
元来の寝坊助なのだろう
コーガ様に栄光あれ

最近 ヘブラ地方の山あいで 秘湯を発見した
オルディン地方でもないのに 妙だと思っていた
一体どういうことかと考えあぐねていたが 偶然この地に派遣されて納得した
地底に 溶岩の流れ落ちる滝があったのだ
つまり 地上と地底には つながりがあるのだ
とすると… 他にも似たような場所が あるのではないか？
ただっ広いだけに見えていたこの地だが… いろいろと発見があるのかもしれない
コーガ様に栄光あれ

「ロケット煙幕」があるイーガ団の拠点

地底の地図を作るべし との計画が立った後 測量を始めて あることに気が付いた
どうも 地上の地図によく似た地形が散見されるのだ
しかし 完全に一致しているわけではない… 何か 法則があるのだろうか？
コーガ様に栄光あれ

「打ち上げ空中砲台」があるイーガ団の拠点

地上の闘技場跡地の直下で その闘技場によく似た 物々しい建物が発見されている
この建物… この地に1つだけあるのではなく 6つほど発見報告が上がっている
この近くでも コログの森の直下… その最奥に1つあるとのことだ
中から魔物の唸り声が聞こえる という噂を聞き 血気盛んな団員が肝試しに向かったらしいが…
その後しばらく音沙汰がないという… 団員の無事を祈る
コーガ様に栄光あれ

「どこでも足場」があるイーガ団の拠点

地面から天井まで伸びた壁の中に 明らかに異質なものがあるようだ
自然地形ではなく 人工物で作られているようなのである
しかし 入り口はどこにも見当たらず 侵入することができない
きっと 何かお宝が眠っているに違いないが どこから入ればいいのだろうか
地面を掘り込むわけにもいかないし まずは地上へ行ってみるか…？
たしか 地上も似たような人工遺跡で 「ローメイ」とかいう名前がついていた気がする
コーガ様に栄光あれ

「照明付きいかだ」があるイーガ団の拠点

この辺一帯は あらかた調査しつくせただろう
当初は 地上と同じく途方もない広さに見えたが 僻地まで向かうと 唐突に壁が現れた
どうやらこの地は無限に広いわけではなく 限りある空間のようなのだ
このまま他の地方も調査すれば コーガ様の宿願叶う日も 近い！
コーガ様に栄光あれ

「強力ジャンプ台」があるイーガ団の拠点

地底には 地面から天井まで伸びる壁が存在する
この壁は原則 突破が不可能である
無理に登ろうとした団員の 落下事故が多発中だ
この壁の発見時は迂回を心掛けるのが良いだろう
移動時に壁を見つけた際は 壁が天井まで伸びるものか 焦らず見極めるべし
幸いこの壁は 石のツララのようなものが 垂れさがっているため 見分けは十分可能である
抜け穴がある壁もあるようだが… 稀なケースだ
正確な地図でもなければ発見できまい
コーガ様に栄光あれ

「戦闘ギア（回転光線）」があるイーガ団の拠点

時折 南西の巨大な壁の内側から 物音が聞こえてくることがあるようだ…
天井まで伸びた あの縞模様の壁の内側からだ
しかし地底のどこにも 入り口は見つからない 空耳なのだろうか？
それとも どこか別の場所に入り口があるのか…
この地の地図でもあれば 確信が持てるのだが…
コーガ様に栄光あれ

「高速船」があるイーガ団の拠点

この地は 独自の植生を持つようだ
地上では見たことのない 植物ばかりだ
しかし 切り倒せば丸太が得られるものもあり 地上と同じ用途に使えそうだ
イカダが壊れても わざわざアジトから運び込まずに済む
コーガ様に栄光あれ

「大バクダン」があるイーガ団の拠点

骨しかない馬への騎乗に成功した
たしか名前は… スタルホースといかいう馬だ
地上でも夜の間だけ 目撃情報があり 確かに私も 一度だけ見た記憶があった
以来 一度でいいからこの馬に乗ってみたいと 思っていたが 地底で乗る機会があろうとは
しかし… こいつはやはり魔の存在か 瘴気の中を 走り抜けることができたのである
生気を失うこともなく… だ
あとは 振り落とされない程度に 私の乗馬技術を上げるのみだ
早く怪我を直して また かの馬に乗ってみようと思う
コーガ様に栄光あれ

「漁船」があるイーガ団の拠点

極めて暗いこの地では わずかな光もよく目立つ
ヤミホタルがその代表例だ
ただ それ以外にも どうも薄ぼんやりと光る 人魂のような妙な光を見ている気がしてならない
確信が持てないのは 実際に近づいてみると そんなものは無く なにも見つからないためだ
団員の誰もが見たことがあると 主張しているのに 実態をつかんだものは 一人もいない
いつしか あれは別種のホタルだという結論に落ち着いたが… 本当に見間違いだろうか…？
どうも 真価を知り あれを集めている輩が 吹聴した嘘ではないかとも 思えてくるのだ
コーガ様に栄光あれ

「戦闘ギア（雷）」があるイーガ団の拠点

空飛ぶ大蛇の夢を見た
どこかの深穴から入り込み どこかの深穴へと 抜けていく様子だった
余りの大きさに 思わず変装して その場を やり過ごすことができたが…
あんなものが本当にいたら 気を失うだろう 夢で本当によかった
…そして新しい変装の練習を 怠っていなくてよかった
コーガ様に栄光あれ

「垂直離陸飛行機」があるイーガ団の拠点

他の像より はるかに大きい巨像が 各地で発見されている
ゲルドやヘブラなどの道中に置かれ 地方固有だと噂される石像とは 趣が違うようだ
夜な夜な妙な声が響きわたり 近づいた団員が魂を抜かれた… という話もある
…ここは四六時中暗いが… 夜な夜なと言うあたり やはり眉唾ものか？
コーガ様に栄光あれ

「緊急脱出装置」があるイーガ団の拠点

先日 行方不明になっていた団員が帰投した
明かりも乗り物も失っていたが 生還したのだ
今後の参考に どうやったのか聞いたところ 道々にそびえたつ 奇怪な石像を頼ったらしい
石像の視線を追い続けたら 無事 最寄りの廃鉱にたどり着いたのだという
地底にはいくつもの石像があるが たしかに 連綿とつながるものがあるようだ
暗い地底で かつては道標に使われていたのか？
真偽は不明だが 道を失った際の参考にしよう
…その前に道を失わぬよう 十分にアカリバナの種を持ち歩くのが先か
コーガ様に栄光あれ

以前の諜報活動の折 ゲルドの街に伝わるという 古い言い伝えを聞いたことある
『砂漠の処刑場の深き地の底… 砂漠の下の さらにその 地底の暗きに 宝眠る』という話だ
しかし 一向にそれらしい場所が見つからず 噂は風化し 今では知る者もわずかだという
まさか このような空間があるとは思わないし 何より到達手段がなかったから 無理もない
さて この辺りはちょうど ゲルド砂漠の真下… 地底の暗き という言葉とも一致し間違いない
お宝を得るには 絶好のチャンスだが… 言い伝えには続きがある
『地の底にて 処刑されし者の怨嗟が渦巻く 更なる勇気をもって恐怖を克服し 宝を得よ』
好機は得たが 勇気は出ない… コーガ様 勇気をください
コーガ様に栄光あれ

「突撃台車」があるイーガ団の拠点

ゾナウエネルギーの結晶の発掘中 見たことのない装備品を発見した
愚かにも持ち帰るのを忘れてしまったが 発見時は大事に保管すべし とのお達しだ
発見した装備品から推測するに 未発見のものも まだ多く眠っているのでは…？
コーガ様に栄光あれ

「四輪車」があるイーガ団の拠点

熱い…
このあたり オルディン地方一帯は 地底にしては 珍しくひどく熱い まるで灼熱地獄だ
幸いにして 直撃は免れているが 溶岩地帯が近いからか どうにも熱波を感じる…
ヘブラ方面も とくに寒くないと聞くし 安定した気候は 地底の数少ない利点なのだが
次の配属は オルディン地方以外を願い出よう
例えばそう フィローネ地方がいい
珍しいバナナ… ヤミバナナ… アカリバナナ… そんなものが あったらなぁ
コーガ様に栄光あれ