2005May17
聖剣伝説の新作タイトル名は「The World of Mana」
ついに新作タイトル発表
スクウェア・エニックスの「E3 2005プレスカンファレンス」において「聖剣伝説」の次回作についての情報がありました。GameWatch:スクウェア・エニックス、E3 2005プレスカンファレンスを開催「The World of Mana」、「CRISIS CORE FF VII」など複数の新作を発表
完全新規のタイトルが「The World of Mana」。今回公開されたのはイメージイラストのみで、発売時期やゲームジャンルはもちろん、提供プラットフォームすら未定のタイトルだが、和田氏は、ポリモーフィックコンテンツのひとつ「Mana」シリーズとして多面的な展開を考えているとコメント。イメージイラストは森の中に巨大な木がデザインされており、ファンタジーものであることを伺わせる。上記のページで公開されているイメージイラストは、以前から公開されているものと同じですね。
スクウェア・エニックスはニンテンドーDS用に聖剣伝説の新作を開発しているので、「The World of Mana」がそうなのかもしれません。
ポリモーフィック・コンテンツ
今回の発表ではゲームに関してはさほど目新しいニュースがありませんでした。でもちょっと目をひいたのが、最近スクウェア・エニックスがすすめており、「The World of Mana」もその一環を担う「ポリモーフィック・コンテンツ」という戦略。ゲームから派生した商品群を、小説や音楽CDなど他のメディアに向けて次々に展開していくなど、1つのコンテンツから派生した商品を二次利用的に活用するのではなく、当初から1つのコンテンツを軸に複数のメディア展開を指向し、最大限の相乗効果を狙うというもの。これを読む限り聖剣伝説がゲームだけに終わらず、様々な媒体で展開されるようですね。
一応「ポリモーフィック・コンテンツ」として、すでに「コード・エイジ」というブランドを出しています。コミック(Code Age Archives ?最後におちてきた少女?)の連載に始まり、PS2用ゲーム(Code Age Commanders ?継ぐ者 継がれる者?)の発売等も予定されています。
ただこの戦略、いまいちピンとこないんですよね。最初に世界観ありきというのは分かるんですが、それによってゲーム・コミック・その他諸々がどう面白くなるのかが。
まあ「コード・エイジ」自体始まったばかりなので、どう化けるかなんでまだ誰も知るよしもない事なのですけど。
ロゴ画像
話は変わって・・・。「The World of Mana」について他に何か情報がないかなぁと検索していたら、すでにロゴ画像がアメリカで商標登録されているという情報を発見しました。先月の中旬ごろには海外のサイトにおいてニュースになっていたようで、もう知っている人は知っているかもしれませんが・・・。ロゴ画像はこちらで見る事が出来ます。
「レジェンドオブマナ」と「新約 聖剣伝説」に引き続き、シリーズのシンボルであるマナの樹が描かれています。樹を囲む飾りが何を意味しているのかちょっと気になります。
聖剣伝説の歴史
良い機会ですので、聖剣伝説シリーズの歴史も振り返っておきましょう。言うまでもなく「聖剣伝説」は「ファイナルファンタジー」と「サガ」に並ぶ旧スクウェアを代表するシリーズ物。現在までに全5作発売されています。
1991/06/28 聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝[GB]
1993/08/06 聖剣伝説2[SFC]
1995/09/30 聖剣伝説3[SFC]
1999/07/15 聖剣伝説 Legend of Mana[PS]
2003/08/29 新約 聖剣伝説[GBA]
発売日未定 聖剣伝説 The World of Mana(?)[DS(?)]
ちなみに英語版のタイトルは以下の通り:
- Final Fantasy Adventure
- Secret of Mana
- 未発売(一応「Seiken Densetsu 3」の名で通っている)
- Legend of Mana
- Sword of Mana
- The World of Mana
関連情報:2005/05/20 聖剣伝説「The World of Mana」続報
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