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2009Nov21

「ゼルダの伝説 大地の汽笛」の序盤のストーリーが判明

ゼルダの伝説シリーズ最新作 DS 用「ゼルダの伝説 大地の汽笛」の公式サイトが更新されています。

→ 任天堂: ゼルダの伝説 大地の汽笛 公式サイト

新たに『タッチペンで遊ぶ「ゼルダの伝説」』と『登場人物』というページが追加されました。
基本的な操作方法は前作「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」を踏襲しているようで、前作をプレイしている人にとっては目新しい情報はありませんね。

登場人物のページには、主人公であるリンク、ハイラル国のお姫様・ゼルダ姫、先輩機関士のシロクニ、リンクと一緒に暮らす老人ニコ、大臣のキマロキが紹介されています。

あと、社長が訊く『ゼルダの伝説 大地の汽笛』という特集ページも公開されました。
前作の制作の話から始まり、まだあまり知られていない今作の核心に迫る話や開発裏話など興味深いやりとりが満載です。

「大地の汽笛」は「風のタクト（GC）」と「夢幻の砂時計（DS）」の正式な続編というのは知っていると思いますが、公式サイトの登場人物のページとそこで視聴できる動画を見ると、リンクとゼルダ姫はどうも面識がない事がうかがえます。
てっきり「夢幻の砂時計」の同世代の話だと思っていましたが、前述の「社長が訊く～」でテトラが登場しない事から分かるように、同姓同名の別人のようです。

どういう事なのかなと調べてみると Wikipedia の大地の汽笛には

時代設定としては「夢幻の砂時計」の100年後の世界とされており、従って主人公のリンクは夢幻の砂時計や風のタクトのリンクとは別人であるという。

と書いてありました。
ちなみに北米では発売が2週間ほど早いため、英語で書かれたページの方が情報が充実しています。

• Wikipedia - The Legend of Zelda: Spirit Tracks
• Zelda Universe - The Legend of Zelda: Spirit Tracks
• Zeldapedia - The Legend of Zelda: Spirit Tracks
• 1UP.com - The Legend of Zelda: Spirit Tracks Preview for DS
• GameDaily - The Legend of Zelda: Sprit Tracks on DS Previews

気になる大地の汽笛のストーリーですが、非公式ながら要約すると以下のようなものらしいです（多少ネタバレあり）。

• 前作「夢幻の砂時計」で陸地を目指したリンク達は無事新天地を見つけ、そこに新ハイラルを建国。
• 平和な新ハイラル国に魔王「Malladus」が現れるが、精霊達の力を借りてなんとか地中深くに封印する事に成功。その強大な力を封じ込めるために巨大な塔「Spirit Tower」を建設し、また大陸を縦横無尽に覆いつくすほどの鎖を使って魔王をつなぎとめている。
• 魔王が封じられた事により平和が訪れたハイラルは栄華をほこり、魔王を封印するための鎖は機関車の線路として機能している。
• 「夢幻の砂時計」から100年後、少年リンクが正式な機関士になるため、ゼルダ姫に会う。そこでゼルダに頼まれ、線路が消える現象を一緒に調べに行く。
• ハイラル城を無事に抜け出したリンクとゼルダは、汽車で塔に向かうが、途中線路が消滅し汽車はクラッシュ。そこに大臣キマロキが現れ、リンク達は倒されてしまう。姫も殺され死体はキマロキに持ち去られてしまう。
• ハイラル城で目覚めたリンクは、ゼルダ姫の精神体と共に魔王復活の野望を阻止するために冒険へと旅立つ。

序盤からかなりショッキングな内容ですね。
今作では精神体となったゼルダ姫と一緒に冒険するのですが、なんと彼女は鎧に身を包まれたファントムに憑依し、リンクのお供となって戦うのだそうです。前作で敵だったファントムがなぜ味方なのかずっと謎でしたが、その謎も解消しました。

魔王は「Malladus」という汽車のような魔物です。大臣キマロキは魔王復活の為、つなぎとめている鎖（＝線路）を消し去ろうとし、リンク達はそれを阻止するのが今回の目的。
最初は線路がかなり消えていますが、ダンジョン等をクリアするごとに線路が復活し、行動範囲もおのずと広がるという感じだと思います。

これら上記の事を踏まえてパッケージにも使われているイラストを注意深く見直してみると、汽車に腰掛けるゼルダ姫が青白く描かれているにに気付きました。これは死んでしまったという事を暗示していたのかも。あんな所に乗って危ないなぁと思っていましたが、幽霊ならそんな心配も要りませんね…。
そして背景にそびえ立つ巨大な塔が魔王を封じるために建てられた「Spirit Tower」でしょうか。

面白そうなストーリーが判明し、今から発売日が待ち遠しいです。