2005May21
レボリューションでSFCも遊べる!
スーパーファミコン攻略サイトを運営している身としては、やっぱりこの話題は取り上げておかないとね。
任天堂の次世代機「レボリューション(仮)」のプロトタイプが E3 2005 で初お披露目されました。
スペック等
- 12cm ディスクの採用
- GC の 8cm ディスクにも対応
- FC/SFC/N64 のダウンロードプレイが可能
- 512MB フラッシュメモリ内蔵
- DVD ケース3枚分くらいの大きさ
- コントローラーはワイヤレス
- USB2.0 x2、SDカードスロット
- GC用コントローラーポート x4、GC用メモリーカードスロット x2
- ワイヤレスサービス「ニンテンドー Wi-Fi コネクション」を採用
究極の下位互換性!
次世代機の発表ながらハードの性能についてはほとんど情報が出なかったため、一番のビッグニュースはこの下位互換性ではないでしょうか。任天堂の歴代の据え置き機が「レボリューション」一台で全部遊べるという豪華仕様。もうこれだけで FC/SFC 世代のゲーマーの心をがっちりつかんだんではないでしょうか。今のところ、任天堂以外のサードパーティーから発売されたタイトルについては配信されるかは分かりません。仮に任天堂ソフトだけだとしても、1ハードにつき50タイトルくらい出てるので、遊ぶゲームには当分困らないでしょう。
フラッシュメモリにダウンロード?
「レボリューション」には 512MB のフラッシュメモリ内蔵、SDカードで拡張可能という事です。ダウンロードした FC/SFC/N64 のゲームの保存領域になると考えてよいと思います。参考までにN64版「時のオカリナ」の容量が256メガビット(=32MB)なので、「時のオカリナ」クラスのゲームなら16本保存できる計算になります。
ちなみにスーパーファミコンでは「テイルズオブファンタジア」の48メガビット(=6MB)が最大、ファミコン用ゲームは容量がもっと小さいので、512MBあればそうそう困る事はないのではないでしょうか。
もし容量が足りなくなったらSDカードも使えるようなので、容量不足が問題になる事はないかと。
完全移植?
FC用ソフトってかなりむちゃくちゃな難易度のゲームとかありますが、ああいうのも今の時代にあわせて調整するなんてことしないでしょうね。昔プレイしたソフトの思い出にひたるのなら、これはこれで別に構わないんですけど。あとセーブ・コンテニューまわりもそのままなのかなぁ。どこでも途中でやめられて、また再開出来るようになっているといいのですけどね。
気になるのは値段と任天堂以外のタイトルの有無
まず気になるのはダウンロード用ゲームの値段。ニンテンドウパワーではスーパーファミコンの場合 1000円?3000円、ゲームボーイの場合 800円?1000円でした。またディスクシステムの書き換えは 500円という値段設定。
ダウンロード販売の場合、店頭に機器を設置する必要がないので、その分安く出来るはず。かかる経費はサーバーの維持や回線の使用料など、ニンテンドウパワーに比べて費用が抑えられると思います。
またファミコンミニではカートリッジ代・パッケージ代・流通費などを含めても 2000円という低価格設定が出来た事を踏まえると、数百円くらいが妥当ではないでしょうか。
そしてサードパーティー製のゲームが遊べるかどうかも気になりますね。
権利関係で色々と難しいかもしれませんが、任天堂には頑張って FC/SFC/N64 全タイトルを遊べるように整備してもらいたいものです。
関連情報
- GameWatch: 「Nintendo's E3 2005 Press Conference」レポート ?その1? Revolutionのプロトタイプ登場! 旧作のネット配信も発表
- ITmedia Games: Revolutionは上位互換あり。なんとゲームボーイミクロまで登場
- ITmedia Games: 私は見た。Revolutionのプロトタイプを。
- ITmedia Games: All Access Gaming――5歳から95歳をターゲットとする任天堂が賭ける“ノーライン”戦略
- ファミ通.com: 【任天堂】“レボリューション”発表、過去のタイトルすべてが遊べる!
- N-capsule: 任天堂ゲームリスト
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