2017May14
Zenfone 2 Laser に LineageOS をインストールしてみた
スマホを買い替えたので、今まで使っていた「Zenfone 2 Laser」にカスタム ROM を導入することに挑戦。
インストールの主な手順は以下の通り:
- ASUS 公式の「Bootloader Unlock Tool」でアンロックする。
- ルート化する。
- カスタムリカバリ「TWRP」を入れる。
- TWRP で ROM のバックアップを取る。
- TWRP で ROM を消去する。
- TWRP で「LinneageOS」と「Gapps」をインストールする。
簡単に書いてますが、スマホへの ROM インストールは初体験。
ネットで得た情報を完全に理解せずに作業したので、色々とトラブルに見舞われました(後述)が、何とか無事にインストールできました。
LineageOS
ホームスクリーン
デフォルトのホームスクリーンではありませんが、見た目はこんな感じ。
端末の状態
Android は最新版の「7.1.2」を搭載。
ASUS の公式アップデートは Android 6.0 で止まっていて、今後のアップデートは望み薄。
それを考えると、こうして最新版にできて大満足。
使用感
Zenfone に元々あった「ダブルタップで画面点灯&消灯」機能が LineageOS でも使えたのにはちょっとびっくり。
またバッテリーの残量に応じて通知 LED でお知らせする機能(少なくなると赤、充電中はオレンジ、100%になると緑)も有効なので、使い勝手は昔と相変わらず。
動作がもっさりしていたのが、LineageOS にして大幅に改善。
以前はダブルタップしても画面が点灯しなくて、もう1回ダブルタップすると、点灯してすぐ消灯という反応が頻繁に起こっていましたが、今は一発でOK。
アプリの起動や動作もきびきびとしているように感じます。
まだ LineageOS にして間もないですが、電池の持ちも良くなっている模様。前は1日半持てばいい方でしたが、今は電池が全然減りません(電池の使用状況の予測では5日持つ計算)。
Android 7.1 の省電力機能が効いているのか、必要最低限のアプリしか入れていないからなのか、はたまた SIM カードが入っていないからなのか、そもそもほとんど使っていないだけかもしれませんが…。
ASUS の不要なプリインストールアプリ群がなくなってすっきり。
ほぼ素の Android にいくつかアプリ入れた状態で、ストレージ使用量は 16GB 中 5GB 強。
これからは「Moto G5 Plus」のバックアップ端末として使うつもりでしたが、LineageOS にしたら常用端末としてまだ使えそうなほど化けました。
トラブル
LineageOS 入れるにあたり、遭遇したトラブルのメモ。
下手したら起動不能(いわゆる「文鎮化」)になる可能性もあるので、カスタム ROM の導入は慎重に。
Fastboot Mode
電源を切った状態で「音量+」ボタンと「電源」ボタン長押しでドロイド君が横たわってお腹が開いた画面が出るはずなのに、「Fastboot Mode!!!」としか出ませんでした。
「音量-」ボタンと「電源」ボタンを長押しすると、リカバリーモードに入れました。
TWRP の導入
Play ストかからダウンロードできる「TWRP」アプリを使えばスマホと PC を接続する必要なく簡単みたいなのですが、上手くいかなかったので、結局 PC に「Minimal ADB and Fastboot」をインストールして作業しました。
それでもうまくいかなかったけれど、なんか色々といじっていたらできてしまいました。まあ、結果オーライということで。
時計アプリのエラー
Google 謹製の「時計」アプリがエラー吐いて動きませんでした。
「設定」→「アプリ」→「時計」→「ストレージ」→[データを消去]としたら動くようになりました。
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