BlognPlus v2.5.0 の新要素レビュー

昨日リリースされたばかりの BlognPlus v2.5.0 をローカル環境にインストールしてみました。
バージョンアップしてどの辺が変わったか見ていきたいと思います。

システム情報


まず管理画面に入って始めに気付く事といえば、システム情報に PHP の情報が表示されるようになった事です。
PHP のバージョン、セーフモードと mbstring の有効/無効状態、そして画像編集処理や一部のモジュールに必要な GD ライブラリのバージョンが表示されるようになりました。
これらの PHP 関連の情報は普段特に気にする必要はありませんが、何か不具合が起きてフォーラムでサポートしてもらいたい時に、こういう情報が手元にあると便利ですね。

システム情報

データ管理


今回大きく進化した内容の一つに、このデータ管理があります。
v2.4.2 以前では、単純なデータのインポートとエクスポートしかありませんでしたが、v2.5.0 になってから便利な機能が追加されました。
インポートする時は「追加取り込み」と「上書き取り込み」という2種類の方法を選べるようになりました。
またエクスポートにも新たに「サーバーにバックアップ」というオプションが追加されています。サーバー上のバックアップデータからの復元にも対応し、格段に使い勝手が向上しています。

データ管理

ちなみにサーバーにバックアップしたデータは /dat/bkup/ というディレクトリ内に保存されます。
管理画面内の説明によると、『記事が多くてデータエクスポートでダウンロードできない場合は一度「サーバーにバックアップ」してから、バックアップを保存して下さい。』との事。


アクセス制限


今まで通りの「ワイルドカード」に加え、「ネットマスク」と「範囲指定」によるアクセス制限ができるようになりました。指定方法に柔軟性が加わり、アクセス制限に幅がもたされました。

アクセス制限


WHOIS 検索


コメントとトラックバック一覧から虫眼鏡のアイコン(IP 調査)をクリックすると、コメント投稿者・トラックバック送信元の IP アドレスを元に WHOIS 検索が行えるようになっています。
参考: Wikipedia「WHOIS」.

コメント一覧

また WHOIS 検索ページ内の鍵アイコン(IP 制限)をクリックすると、上述した範囲指定かネットマスクによるアクセス制限をかけることも可能です。

WHOIS検索


最後に


ざっと見て気付いた新要素は以上です。

今回のバージョンアップの一押しはやはりデータ管理の強化でしょう。ログのサーバーバックアップ&リストア機能で、今まで以上に手軽にバックアップできるようになりました。
ただしサーバーのハードディスクが故障してしまったらサーバーのバックアップデータも消えてしまう可能性があるので、自分の PC に保存するのも忘れずに。

| BlognPlus について::バージョン情報 | 2007-08-15 | comments (0) | trackback (0) |


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