BlognPlus v2.6.1 モジュール管理の解説
BlognPlus v2.6.0 からはモジュール関係の仕様が大幅に変わっています。
仕様変更により BlognPlus の無駄な動作を極限抑えるような設計になっています。
しかしユーザー自ら設定してやらないといけない部分が増えているので、ここではそれらを解説してみたいと思います。
仕様変更により BlognPlus の無駄な動作を極限抑えるような設計になっています。
しかしユーザー自ら設定してやらないといけない部分が増えているので、ここではそれらを解説してみたいと思います。
インストール作業
v2.5.6 以前では基本的にモジュール構成ファイルを /module/ ディレクトリ下に入れるだけで、モジュールが動作するようになっていました。
しかし v2.6.x ではインストール作業が必要になります。
/module/ ディレクトリにアップロードしたモジュールはまずモジュール管理画面下部の「未登録一覧」にて待機状態になります。
未登録一覧内の [インストール(緑色の上矢印)] ボタンを押す事で、インストールされた事になり、使用可能状態になります。
インストール後
インストールされたモジュールは、モジュール管理画面上部の「登録一覧」に移動します。
インストールしたモジュールは必要に応じて、設定を変更してやる必要があります。
動作 ON/OFF
モジュールはインストールしただけでは機能せず、「動作 ON/OFF」スイッチを切り替える必要があります。
[ON] [OFF] ボタンをクリックするだけで、スイッチが切り替わります。
「PC」と「携帯」で別々にスイッチが用意されているので、必要に応じて「ON」に設定しましょう。
※ インストール済みモジュールの「ON/OFF」スイッチを [ON] [OFF] にする目安:
スキンにモジュール用の独自タグを使っている場合、スイッチを [ON]にしましょう。
例えば、携帯用スキンでカレンダーを非表示にしている場合、スイッチを [ON] にしても無駄にモジュールを読み込むだけなので、[OFF] にするべきです。
優先順位(実行順)
インストール済みのモジュールの優先順位を上げ(↑)・下げ(↓)する事で、モジュールの実行順を変更する事ができます。
通常、優先順位はあまり気にする必要はありませんが、一部のモジュールが正常に動作するためには特定のモジュールよりも先/後に実行されなければいけないなどの指定があります。
- 「カレンダー」→「アーカイブ一覧化」
- 「Comment Captcha」→「コメントスパム対策」
編集
[モジュール編集] ボタンを押す事で、各モジュールの編集画面に入ることができます。これは v2.5.6 の時と変わりません。
編集画面ではモジュールの設定を変更する事などができます。
アップデート
モジュールをバージョンアップすると「バージョン」欄でそれを確認できます。
バージョンアップしたら忘れずに [アップデート] ボタンを押してアップデート作業を済ませましょう。
(モジュールのバージョンに変更があったのが検知された時のみ、[アップデート] ボタンがアクティブになります)
キャッシュ
v2.6.0 からモジュールのキャッシュ機能が搭載されました。
キャッシュ対応のモジュールでは「キャッシュ間隔」を指定する事ができます。
キャッシュを有効にすると、モジュールの処理結果がキャッシュファイルに保存され、キャッシュ間隔で指定された期間内はキャッシュファイルの内容が使用されます。
今まではブログが表示される毎に動的に生成されていたものが、キャッシュを使う事により、データベースの読み込みが減り、サーバーへの負荷を減らす事が期待できます。
現在キャッシュ機能に対応しているモジュールは以下の7つ:
- 新着情報
- 新着コメント情報
- 新着トラックバック情報
- 月別一覧情報
- カテゴリー一覧情報
- リンク一覧情報
- プロフィール一覧情報
キャッシュはその性質上、頻繁に更新される内容の表示には向いていません。
例えば「新着コメント情報」のキャッシュ機能を有効にして、キャッシュファイルが 2009年5月7日20:00:00 に生成されたとします。
キャッシュ間隔を最大の1年間に設定した場合、いくらコメントを受け取ってもキャッシュが切れる1年後の 2010年5月7日20:00:00 まで、新着コメント欄が更新されない事になります。
キャッシュ間隔を1年間に指定するというのは極端な例ですが、キャッシュとは何かという事が分かってもらえたと思います。
キャッシュを有効にする場合は、内容が変わりやすいもののキャッシュ間隔を短めに、変更がほとんどない、もしくは変更された事の通知がすぐ反映されなくても構わないものについてはキャッシュ感覚を長めに設定すると良いでしょう。
削除
「削除」欄の [モジュールアンインストール(ゴミ箱)] ボタンを押すと、モジュールのアンインストール作業が行われ、モジュールが「未登録一覧」に移動します。
モジュールはアンインストールされても、/module/ ディレクトリ下に残ったままなので、もう不要であれば FTP でモジュール構成ファイルを削除しておきましょう。
「未登録一覧」に入っている限り、ブログで読み込まれることはなく、動作を遅くするという事もありません。
そのまま放っておいても問題ありません。
| BlognPlus について::バージョン情報 | 2009-05-07 | comments (0) | trackback (0) |
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